デンデンドロドロ Dendrobium(Den.) toressae

普通デンドロビウムって言ったらあれだよね、ほらZephyranthesとかPhysalisとかstamenとかGarberaとかのDendrobiumですよ。ちなみにそれぞれのネーミングについてはこんなところを読んでもらえるとなるほどと。(機動戦士好きの方だけどうぞ

ま、そんなことはどうでもいいんですけど

「ラン」といえば胡蝶蘭オンシジウム洋蘭絢爛どばー、派手ーなイメージしかなかったわけです。「いやお前、今まで長生蘭見たことなかったの? セッコク! 春蘭は? 寒蘭はよ?」とか言われそうですけど、興味ない人ってそんな認識です(たぶん

でも「こーんなちいこいのもあってね? 多肉みたいなんだよ? 興味あるでしょ?」と言われたのがいつだったか。派手どーんな贈答用のランは興味ないけれど、地味地味原種のキーワードにはちと弱い。

そして今回買ってしまったのがこれです。

Dendrobium(Den.) toressae

ちなみにDendrobiumっていう属名、Dendron(木に)bios(着生する)って意味なんですって。ランには着生ランとか地生ランとかのくくりがあるんだけど、デンドロの学名は名で体を表しているんですね。

いやーこれさ、ランを知らなければ絶対にペペロミアって思う。いや絶対かわからないけどペペロミアに似てる。ニバリスとかカクタスビレとかその辺。ペペロミアがわからない方はそこらで検索するか、もしくはペペロンチーノで検索してください。美味しそうだと思います。あと本文にはまったく関係ないですまたしても。

Dendrobium(Den.) toressae
少しずつ

Dendrobium(Den.) toressae
にじり寄って

Dendrobium(Den.) toressae
こっちからも見て

Dendrobium(Den.) toressae
アップでー!

マクロで撮ってみるまで気づかなかったんですけど、よく見ると葉の表面にこれ気孔でしょうかね。一面にびっしりと。…てあれ、そうか、ラン科にもCAM型がいるのか。

ランについてちょっとだけさわりを

らん展に行って、展示品や販売ブース見てわけわからなくなるのは、やたら属が多いこと多いこと。それもそのはずで

ランの仲間は15000種~25000種あると言われていますが、正確な数字はつかめません。今挙げた数はあくまで野生種の数で、人の手で作られた園芸品種も含めると途方もない数になります。地球上の植物の1割はランだと言われています。(中略)未だ進化の途中-現在進行形-の上、新種発見などで今後ふえる可能性も大きく、それ故に種の把握はアバウトなのです。(ランの基礎知識 ランの分布と生活様式 – ヤサシイエンゲイ

とのこと。あと、ランの進化で興味深かったのがここだなー。

着生ランは木の幹や枝、岩の上などに根を張り付かせて自生する種で、地生ランはあうす暗い樹林内の地中に根を下ろして生活する種です。なぜ、そんなおかしな場所で生活しているのかというと、地球上に生まれたときにはすでに条件の良い場所は他の植物に支配されていて、競争が少なくて生き残る場所といえばそこくらいしかなかったからと言われています。ランは地球上の植物進化の中でも最も遅く誕生した植物、いわば後発組なのです。(ランの基礎知識 ランの分布と生活様式 – ヤサシイエンゲイ

ラン今もがんばってるんだよ。けなげな種じゃないですかぁー(もらい泣き

あともうひとつ、属名に略号があるのも面白いところ。多肉でも長い属名あるけどー、ああ「H. hogehogea」「G. ahoahoum」みたいなことはするか。するけど。

属名をラベルに書く際は略号を使うのが一般的です。すべて書いていると表記全体が長くなりすぎるためです。略号は決まっているので、主要なものは憶えておくと良いでしょう。属名が略号で表記されている場合はかならずおしりに「.」が付きます。(ランの基礎知識 学名を知ろう – ヤサシイエンゲイ

世界中に数百属って話ですよ。もちろん園芸用に流通しているものいないものがあると思うけど、ラン好きの方は詳しいんだなー。まあとにかくランについては、ヤサシイエンゲイさんのページ隅から隅まで読んでください。

さわりってか引用しただけー! わーい!

※高解像度の写真はラン Orchid – a set on Flickrにアップしています。どうぞよしなに。

ラン

Posted by 緑屋