ヤマアジサイの青、とオマケの話

通りを歩いていたら、怪しげな緑っぽい人がいきなり貴方の腕を掴んで

「青い色の花っ!」

って訊いてきました。瞬間、思い浮かべる花はなんですか?

それはもうオオイヌノフグリかアジサイの二択だと思います。
異論は認めます。(リンドウとか!ショウブとか!)

今日はそんなアジサイの話です。


大宮の盆栽まつりで買ってきたこちらのアジサイ。
札には七変化、とありました。

ヤマアジサイ 七変化

七変化というからには七変化に近い変化をするのかもしれませんが、とりあえず青の美しいアジサイです。

ヤマアジサイ 七変化

棚の下にあるのでちょっと暗いんですけど。

ヤマアジサイ 七変化

よく絵に描かれる花の色はピンクや赤、オレンジに黄色が多いと思います。でも、青ってつくづく素敵な色だよなあ。

そして、昨年いただいた紅(くれない)。
アジサイの管理について親御さんからは

「冬は落葉するので日陰。寒さは凍結上等に強いんですが、乾燥に弱いので冬も乾かしてはなりませぬ。あと紅は開花シーズンは日焼け寸前くらいに日照をとってあげると深紅になりやすいです。最初は白く咲いて赤くなってきますー」

とのアドバイスをいただいています。日照の話すっかり忘れてましたが、なんとなく管理できていたようで…

ヤマアジサイ 紅

♫くーれないーにそおおまあったー! こーのおーれーをー!!! …という感じではありませんで、ポッと頬を染める乙女のようなたたずまい。そうまるで緑屋のような

鉢植えヤマアジサイの旬の管理はせわしない

日が当たりすぎてもだめ、当たらなすぎてもだめ、場所決めも悩むところなんですが、とにかく朝晩水をやるのがせわしない。多肉に慣れた体には。

用土が湿っているように見えても、半日水やりをサボると途端に葉っぱがへにゃり気味になります。いや君たち、確かに他と比べたら葉が薄く水分が蒸散しやすいかもしれないけど、それにしてももう少しこらえようよ? 周りの棚のみんなを見なよ?

アジサイ「多肉のやつらと比べんなー!」

盆栽まつりではお店の方が霧吹きをしていたのでそれに習って、チラランなんかと同時に葉っぱにやっています。小さい鉢植えで維持するための剪定、置き場所、うちのベランダでは比較的頭を使う植物なのですが、来年も咲いてもらえるよう頑張って管理しなくては。

ヤマアジサイ 七変化

またこの、ミニマムだけど美しい光景を見るために。

オマケの話

園芸JAPANさんのバックナンバー、2015年6月号がヤマアジサイ特集でした。

園芸JAPAN 2015年6月号

品種の写真がメインで24ページくらい割いてあります。バックナンバーは僅かです。Fujisan.co.jpさんではデジタル版が一冊から買えるからお手軽かな?

この号で植木鉢センターさんのオススメとして紹介されていたのがこちら。

アジサイの花色に土壌のPH値が関係することはよく知られていますが、「肥料の成分バランス」によっても変わるんだそうです。その部分だけ引用しますね。

肥料はリン酸の割合が多いとピンクに近づきます。骨粉系はリン酸が強く、多くの置き肥は青い花に向きません。(園芸JAPAN 2015年6月号 p.95から抜粋)

で、こちらの肥料の青花用はN-P-K=6–8–5、赤花用はN-P-K-クド=5–12–5–8と極端にリンが多い成分構成となっています。要するにリン肥料を持っている人はそれでいいんじゃないのかなこれ。

ん、待って。クドってなんぞや。苦土石灰のことか? 箱を画像検索してみたら、成分量の8%は「く溶性苦土」というものでした。

く溶性ってなんぞや…

クエン酸2%液で溶ける肥料成分のことです。根から出る根酸程度の弱い酸にはすぐに溶けませんが、もう少し強い酸に溶ける成分です。徐々に溶け出すためゆっくり効きます。(Q7:水溶性、可溶性、ク溶性、不溶性とはなんですか?/住友化学園芸

知らないことが多すぎる…

※高解像度の写真はFlickrにアップしています。どうぞよしなに。