マキシラリア(ラン)の植え替えすっぞ
すっかり初夏ですねー。日中、窓を開け放しておくと良い風が入ってきますわ。明日からは天気が崩れるようですが。
さてマキシラリア。
うちにはシュンケアナ(Max. schunkeana)とバリアビリス(Max. variabilis)がいます。両者とも買った当時の鉢のまま。バリアビリスにいたってはスギナだか、なんだかの種が飛んできたのか野生の王国状態。
マキシラリア、強健だし育てやすいしスキスキーなんて言っている割にはお世話がズボラすぎないかい。植物に甘えてるんじゃないのかい。その通りですごめんなさい。
今は植え替えに良い季節ということで(マキシラリアの育て方|ヤサシイエンゲイ)、さあ元気に植え替えようー。
その前に現在のマキシラリア。
ランに不慣れな私でもズボラ管理でも、バルブが増えて生長してくれていて涙をそそるぜ…なのはともかく
あれまた咲いてる…こいつの花期っていつなの…?
ヤサシイ以下略さんによると気温があれば周年
ということなので、えーと、まあそういうことらしいです。
なお今年1月の記事がこちら。
開花時に植え替えをしたり根をいじったりするのは本意ではありませんが、まあやっていきます。すぐ済むから…痛くしないから…ね…?
水苔の準備
植え込み材は、定番の水苔で。
そこらにある清潔なレジ袋に適当量の水苔を入れ、内部に軽く霧を吹いておきます。ふんわり縛り、一晩置いておいたものがこちらに用意してございます。
というのは嘘で1時間ちょっとくらいしか置いてませんよく見るときちんと戻っていないですごめんなさい。(芯まできちんと戻るには一晩から1日とか言われていますので参考までに)
ふわふわ、長く、良い水苔です。ニュージーランド産5Aとなります。
水にしばらく漬けておいてからぎゅっぎゅと絞る、というような戻し方は水苔に含まれる栄養まで失ってしまうことになるらしいです。
植え替えの準備
シュンケアナの植わっている鉢ですが、根が張っていてケツから押し出すのはきつい感じです。ええーやだー取れなぁい♪ てなこと言ってる間にテヤー!
手刀でカチ割ります。いい感じで根が回っています。
バラしてみたらカチカチだったのは表面だけで、内部は意外にふんわりしていました。この株は中藤洋蘭園さんで購入したものですが、良い水苔を使ってらしたんだな。
肩の部分、ケツ、外側を優しいタッチでほぐし、古くなった水苔や自然に剥がれる根などを取ってさっぱりさせていきます。無理強いしてはいけません。
特にやりたかったのは、表面で朽ちている枯れたバルブや花がらや水苔を綺麗にすること。虫の温床になりそうな気になる箇所があったので、バルブを傷つけないようにピンセットで取り除きます。
あまりいじっていると株の負担になり嫌われますので、バルブや根っこの観察もしながら急いでゆっくり。
いつもはここで根全体に竹酢液を噴霧するのですが、今日はサボりました。
植え替え
鉢のほうを写すのを忘れましたが、ただの素焼き鉢です。鉢底ネットの上に水苔と、珪酸塩白土を少し入れています。肥料は入れません。
新しい水苔をぐるりぐるりと鉢の径くらいに巻きつけていき…
ズボッと突っ込んだら、脇のすき間に余った水苔を適度にふんわり埋めていきます。根を傷つけないように、割り箸などを使って気をつけて。
できあがり!
黄緑色に見える葉っぱは新しいバルブから出ているもの。
いいぞ、どんどん萌えろ。
同じように、バリアビリスもやっと素焼き鉢に昇格。
果たしておばあちゃんは新しいおうちを気に入ってくれるでしょうか。
バリアビリスは細長いバルブが上に伸びるのでヘゴ付けも多いのですが、今回は鉢植えで。もう雑草に悩まされることはないので、伸び伸び育ってくださいなー。
しかしシュンケアナ元気だな…
※高解像度の写真はFlickrにアップしています。どうぞよしなに。
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