ノート1:使用している肥料
ベランダのラインナップが観葉メインだろうが多肉メインであろうが、最初に揃えるのなら元肥/置肥用の固形化成肥料(緩効性肥料)と液肥があれば事足りると思います。
手に入りやすいもので商品名を限定してしまうと、マグァンプK(小粒から大粒のどれか)と花工場 or ハイポネックスでしょうかね。
下に使用中の肥料を挙げていきますが、文中のN-P-K(-Mg)はリン-チッソ-カリ(-マグネシウム)の100g中の重量パーセンテージを表します。ざっくり言うとリン分は良い葉っぱに、チッソ分は花つきに、カリ分は丈夫な根にといった感じ。マグネシウムは葉緑素の形成なり、リン分の吸収なりに一役買ってくれる微量要素です。
割合についてはコメリさんのページがわかりやすい。
howto情報|肥料を使い分ける|ホームセンター
マグァンプK
N-P-K-Mg=6-40-5-15。オールラウンド元肥用。
サボテンの肥料
N-P-K=6-6-6。用土自体に栄養分がある場合、ゆるく弱く程度でいいやと思った場合に使います。葦サボテンの元肥もこれです。
覚え違いだったので追記。葦サボテン、ハオルチアなどにはマグァンプKとサボテンの肥料を半々くらいで混ぜて使用しています。
エードボールCa
N-P-K-Mg=12-12-12-1。少し大きめの鉢の置肥用として。プロミック(@ハイポネックス)ではだめということではなく、エードボールは物心ついた時から母が園芸で使っていたものなのでなんとなく、好みで。
花工場
N-P-K=5-10-5。全般的な液肥用として。よく比較されるハイポネックス原液はN-P-K=6-10-5。正直私には違いはわかりません。たまたまホムセンで安く売ってた、でもいいしお好みでどうぞ。
ハイグレード観葉植物
N-P-K=7-4-4。ベランダ全般の葉水用として。こちらも原液タイプで、いっぺんに少ししか使わないので180mlの小さいほうで十分もちます。
微粉ハイポネックス
N-P-K=6.5-6-19。カリ分の多い肥料で、主にハオルチアの液肥用として使います。よーくかんがえよー、根っこはだいじだよー
炭化鶏糞
さらさらな炭の粉の状態になっていて、用土と一緒に混ぜ込みます。臭いはないのでベランダでも安心して使えます。元肥、追肥など通常の肥料として使え、かつ炭としての効能も期待できます。
竹酢液
これは肥料というくくりなのか。
よく道の駅で、地元の方が作っているペットボトル入りのものを買います。園芸用なら、ホームセンターで安く売られているものでも構わないです。潅水や葉水、ベランダの床、何にでも使います。希釈率が高いのでなかなかなくならないんですよねー。効能については以下を。
園芸用と銘打っていないものなら、入浴剤としても使えますよー。
メネデール
持ってはいるんですけどあまり使わないですねえ。大昔に書いた、ハオの根出しなどのときに使ったりはしましたが、そういった特殊なケースにしか使わないです。
そういえば、弱った時に使うというアンプル(よく10本入りで百均にすら売っているやつ)、持ってはいるんですけど使ったことないですねえ…。
最後にうちのベランダの施肥状況をざっくりと。
- いわゆる多肉:気まぐれに勢いで液肥がかかる程度?
- ハオルチア:元肥にマグァンプK+サボテンの肥料、液肥として微粉ハイポや花工場(周期不定)
- 球根:液肥として花工場
- 観葉植物:元肥にマグァンプK、液肥として花工場(周期不定)
- ラン:水苔植えしているものは特に無し
- チランジア、葦サボテンのたぐい:特に無し。ごくたまに灌水に液肥を混ぜる。鉢植えの葦サボテンならマグァンプK+サボテンの肥料を元肥にしたりはする
- 全体的な葉水用にハイグレード観葉植物や竹酢液の水溶液をシリンジ(周期不定)。灌水を控えている期間に葉水だけやったり
施肥についてはこれが正解ということではないので、参考程度にどうぞ。
(更新日:2016/06/04)