ギョクマン育てて山を成すわよ【玉扇・万象群生】
自分は特に品評会を目指してハオルチアを育てているのではなく、自分の思う格好よしな株に育てるのを目的とし、楽しみとしています。というほど深く考えたことなかったけど。
園芸が趣味というよりはこう…ベランダに居る、みたいな。でも擬人化してるわけではないです。可愛がってはいるけど植物以上でも植物以下でもない。ぶつかったり引っ掛けたりして謝るけど植物です。
…なので、育つがままに群生になって自分が格好よしと思えばそのままに、そうでなければ仔株を取っ払って仕立て直します。同じ株を何個も置いておくスペースがないからというのが大きいですけど。
そんなわけでギョクマン。
生長が遅いと言われるこの種でも、10年も経てばそれらしくなります。古くより愛好家の多いこの種、諸先輩方から見ればペーペーですけども。
玉扇ギンギラコンゲスタ
本来は窓が丸く厚みのあるタイプを「コンゲスタ」というのだけど…(ギンギラは購買元のお遊びであろう)
after。玉扇にしては生長が早いほうかと思う。育ったは育ったけども、せっかくのコンゲスタが。笑
上から見るとそうでもないけど、高さは割とがちゃがちゃ。
山脈のように真ん中が押し出されてきた感もある。
富士砂なんて使っていたのはずいぶん前なので、しばらく植え替えしてなかったのね…岩感あっていいけど、ガチガチなので葉も太る余地がなさそう。春か、この秋かに植え替えて差し上げましょう。もう少し埋めるか。
万象
師匠からいただいた良い顔してる万象。
札すっ飛ばしたけど極太線みたいな名前がついてました。(謝れ)
立派な万象山になりましたよ師匠。
外して単頭にすれば立派な象のぺたんこ足だけど、群生としての姿が保てなくなるまではたぶんこのまま。
玉扇ミノルくん Haworthia papillaris
入手時の札はHaworthia truncata var. minor, VA6718, Dysselsdorp, S of town。ハオ協の旧名では「微小玉扇」になってますね。微毛のあるオケケ玉扇。パピラリスになっていたのを指摘で知りました。綴り、Lが二つで合ってるのかな。
papillarisはラテン語で「乳頭状の」という意味。「乳頭状」は本来の意味の他、突起物に覆われた様を指しても言うらしい。この種小名を検索してみると、全体に細かい粒状の突起がある生物だったり。ぞわわわ
でもって9 years later。
モケケはしてるけど、それと共によく見るとブツブツが。あと株汚い。
生長クソ遅。10年でやっと倍の葉数になるかならないかって感じ。
現在わけあって仕事で出張してます。元気かー。
そんなこんなのギョクマンたちは一等地の遮光でガチムチに。
ピックアップはしていないけど手前に写っているのはドドソン玉扇として入手したもの。奥に仔を吹いてます。
右は、大昔にカクトロコさんへ行ったときに500円で買ったものだと思う。やらかしてひん剥いて持ち直してやっと落ち着いたところ。instagramに上げた、花芽がちゅっちゅしてたのはこいつ。
ちなみにその後
このゾーンの今はだいたい85%遮光、11000〜13000lxくらいになるように調整しています。キワなので直射も少し当たっちゃってるけど。
玉扇や万象は、まだハオルチアを始めたての頃、ベテランさんがやるものでしばらく手を出しちゃいけないものだと思ってましたね。ピクタもそんなイメージ。好きだけれど数あったところで目が届かなくなるから、この先も固定メンバーでいくつもり。
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