冬型球根、今秋のおめざと球根仕事2015
全国5人のお球根様クラブのタマ好きのみなさん、ごきげんよろしくて? …お久しぶり。部長の緑屋よ。
また今年もやつらが目覚める季節がやってきたわ。おっきの様子なんて毎年変わらないじゃないかと言われても、同じようなエントリを、たぶん来年も書くことになると思うわ。過ぎたことはオーソサイドに流して付き合ってくれると嬉しいわ。
ずっとこの口調で書き進めるのは苦しいから戻すわね。
冬型球根の夏2015
夏前にベランダの整理を行ったのは記憶に新しいところですが、休眠中の球根を置くところがなくなってしまったので(私は掘り上げしない)いたしかたなく、鉢のままずーっとリビングに置いていましタマ。
エアコンを入れる日は風が当たらないようにカーテンに包み、なるべく外と気候が変わらないように窓際に置き…
そしたら今年は、8月なかばを過ぎて一転、秋になってしまいましタマ。
10日ほど前「そういえばタマタマの様子はいかがか」と積まれたトレイを見てみたらなんということでしょう。美しい白い…モヤシが。台風で水をかぶって起きちゃうことはあるけれども、球根が土の中で季節を感じる能力はすごいものです。タマ。
それにしても、数年前までは球根は夏型のほうが多かったのに、完全に逆転してしまいました。ただでさえ殖える球根、休眠時のスペースを考えろっつってんのになんで!この!ぺちぺち!私の悪い手!冬球根ポチってんじゃねえ(ぺちぺち
タマ。
そんなこんなでして。
2015年一番乗りはこの三種です、おめでとうございましタマ。(モヤシオキザリスは札落ちにつき葉っぱが展開するまで同定不能)
Lachenalia carnosa (Spotted leaf)
手前のくしゃくしゃはオキザリスのポコキアエ(O. pocockiae)。すでに花芽を地上部に押し上げていたので、これも目覚めといえば目覚めですね。
※ ポコキアエは最初に花が咲きます
Drimia platyphylla ドリミア・プラティフィラ
かと思うとここにもポコポコ、やんなっちゃう。
撮影後、掘り起こしたポコポコはスタッフが美味しくいただいたり…はせず、違う鉢に植え込みました。もうどれが親株の鉢だったかわからないんです、繁殖力強すぎて。
で、プラティフィラのほうですが
分球しないんだよなあ。相変わらずオンリーワンです。
ちなみに過去の記事を見てみたら、やはり一番乗りなのはこの二つでしたが、今年は一ヶ月も早まったようです。
Albuca Concordiana アルブカ・コンコルディアナ
ROUKAさんからのいただきもの。起きてくれてよかった。ぐねぐねさせたい。
なのですが日が経つうち脳内で、ナマクエンシスをもらったものだと変換されてしまった。可愛い手違いでコンコルが3鉢になってしまいましたワハハハハハ。
神様、ぼくはあほの子なの?
球根仕事をはじめよう
いただきものの球根を植え付けるついでに、ポコポコ無双の鉢を綺麗にしたり、土が固まっているものは植え付けしなおしたり。あらあなた立派なモノをお持ちで、と感心したり。
二本線の赤玉小粒と、ハオ用にブレンドした残りの小粒の赤玉やクレイベストなど、違う大きさを混ぜています。上の写真で、少し大きめなのが二本線の小粒です。
化成肥料はサボタニ用とマグァンプKの半々ミックス。
こちらは、左上から鈴蘭水仙、白ヒヤシンス、ヒヤシンス・アナスタシアの球根。鈴蘭水仙の球根て思ったより大きくてがっちりしているんですよねえ。アナスタシアもずいぶん増えました。
二年ほど植えっぱなしだったので、今年はいったん掘りあげてオーソサイドで消毒してから戻してあげます。地植えなら楽なんですけど。
また、上に見えているのは原種チューリップのプランター。これも植えっぱなしだったので掘りあげ、鬼のように分球したなかからイキの良いのを選定。大きめ鉢の土は、新しい赤玉中粒と、もともと植わっていた土(ゴールデンがメイン)をブレンドします。
紫花の球根は綺麗だなー。
とまあ、こんな調子でどんどん行くタマー!
※高解像度の写真はFlickrにアップしています。どうぞよしなに。
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