アフィニス・グレイの本気(Echeveria ’Silver Queen’)
こんにちは。こんばんは。
一年半近く前に復活途中の様子をお伝えした、マイフェイバリットのエケベリア・アフィニス・グレイ(’Silver Queen’)。あ、Silver Queenの表記はしますが気分的には「グレイ」のほうが好みゆえ、うちではそう呼びますので。
粉復活、アフィニス・グレイ(=‘Silver Queen’)生長日誌 [2013年6月18日]
植物を守ろうとするあまり…というか…。薬剤(スプレー剤)を他の株と一緒に散布してしまい、見事に粉が全部ハゲてすっぴんになっちゃったんですよね。
…というどこぞのアホのせいで「アフィニス・ツルツル」にさせられたグレイ。上の写真は数ヶ月経って調子を取り戻してきたときのものです。
そして、新しく粉をまとい葉が締まり肉厚になり、エケベリアがいちばんかっちょよくなる冬がやってきました。グレイが本気を出しました。
そう、この色こそ理想とするグレイの色。
粉粉の表面に葉っぱの痕が付いています。
ザ・肉厚。
卵つけてパン粉付けて揚げたくなっちゃいますね。
ほとんどのベランダでは、どうしても日照が一方からになります。それでも、このたぐいの多肉を育てる場合は極力上からの光を確保できる場所に置くことが大事です。
少しでも日照が足りなければ、リアクションの早いベンケイソウ科多肉はすぐに伸びます。(遅いと思っているハオルチアですらそういうときは、御存知のとおりいつの間にかべろんべろんに)
育てているものがエケベリアだけならまだしも、そうでない方のほうが多いでしょう。そしてそれぞれの植物が適度な日照を必要とするでしょう。
ことベランダでの園芸は、何をさておいても「その植物に最適な置き場所を与えてあげられるか」であるというのが持論です。どんなに好みの植物でも、自分の環境では無理だと思ったらやりません。もちろん原産地ではない以上、まったく同じ環境の再現なんてできないのは当たり前ですけどもね。
ただし、「本に書いてあるより実際は耐寒性が強かった」「数年育てて木化してきたら昔より強くなったようだ」「環境は必ずしも最適ではないが、土や鉢や育て方を工夫することでけっこうかっこ良くなってきた」…なんてこともあるから面白いんですけどね。
園芸はすべからく創意工夫なのです。
グレイといえばほわわん写真。前のエントリと同じレンズでほわわわわ。
※高解像度の写真はFlickrにアップしています。どうぞよしなに。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません