ガジュマルの切り戻し(剪定)するムナー
おっすオラ、ガジュマル!
前回の登場は旧ブログの10年前!
精霊キジムナーが宿るとか宿らないとか言われているのに、ここ緑町では棚と棚のはざまで春夏秋冬存在を忘れられてた樹木さ! 普段温厚なキジムナーさんだって愛想つかせて沖縄帰っちまったよね。戻ってきてソーレー!
長いあいだ剪定もせず、水だけあげて放置しているのがやっと心苦しくなってきたので、久々に取り出してみたら
はい。言い訳のしようもございません、すみませんでした。
更新もされないまま葉が落ちて付いて、と10年経つのに時の変化が感じられないほどです。逆に言えばよくこらえていてくれた。気丈に新芽出して、今年も萌えようとしてくれています。一人ぼっちで戦っていたんだな…
ガジュマルの切り戻しについて
現地ではもちろん育って育って気根出しまくって生長し続けるわけですが、ベランダではどうしても省スペースに仕立てざるを得ません。人間のエゴで申し訳ないことですが、それ言っていたら園芸なんてものは一切できなくなってしまいます。
要するに、剪定、切り戻しといったことを行います。
そして時期は今!
夏の生長期に入る前に、です。
樹形全体を見ながら枝の切り戻しを行います。切り戻しをすることで、枝数が増えてバランスよく茂った姿に仕立てることができます。伸びる勢いの強い枝は放っておくと突出して全体のバランスを崩してしまうので付け根から切り取ります。その他の枝はバランスを見ながら1/3~2/3の長さに切り戻します。よく枝分かれしてどこからでも新芽を出すので、刈り込むように短めに切り戻しても大丈夫です。時には大胆に。作業の適期は5~6月です。(ガジュマルの育て方|ヤサシイエンゲイ)
ふむふむ。
検索していると、
「貴方が探しているのは金の丸坊主ですか? 銀の丸坊主ですか?」
と池の女王に問われている気分になってきます。
だからあたい、やってやったの。「キジー!」「ムナー!」って。
細い枝は全部カット! 申し訳程度に葉っぱを残したのはご愛嬌。
剪定した切り口はどうする
保護や殺菌のために、切り口にはなにか塗っておいたほうがいいと書いてあるところもありましたが、舐めんなFicus属。樹液、ゴムなんだぜえ。
説明をすこし端折りましたが、要するにゴムを含んだ白い樹液が出る仲間なのです、Ficus(イチジク)属の植物たちは。二枚目の写真、flickrへ行っていただいて拡大すると、白い液が切り口に溜まっているのがわかるかと思います。
多分に漏れず私も切り戻し中、この樹液が腕に触れてしまいました。でも後で洗い流せばいいやと放っておいたのですよ。そうしたら、うにゃうにゃしたものがこびりついて洗剤でも容易に取れない! 古いガムテープに触っちゃったときこんな風になる気がする。本当にゴムだ。
ということで、この樹液が固まって切り口を保護すると思ったのでなにもしませんでした。
このあと植え替えをしますが、丸坊主にしたことでガジュマルは心に大きな傷を負っているはずです。いくら大好きな野球部には入れたとはいえ、多感な時期に丸坊主は気恥ずかしいですよね。
他の中学に行ったアイツが入った野球部、丸刈り強制じゃないのに…洋服も似合わなくなるし、女子も絶対笑ってる…!
って思ってるはずです。
なので気が落ち着くまで少々、このままにしておきます。そして呆けてる間にテヤー! ってやっちゃいます。
以上、シャイな男子の丸坊主の様子をご報告しましたムナー。
※高解像度の写真はFlickrにアップしています。どうぞよしなに。
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