冬型球根始まりました。毎度だけど一緒に萌えよう?
今年はいきなり夏が終わってしまいましたねえ。
いつも9月下旬くらいまで、下手したら10月になっても暑かったりするのに、朝晩に至っては晩秋の雰囲気ですよ。私の素足が靴下を履いてくれと言っています。
そんなわけで今年もこいつらが目覚めてしまいましタマ。
♫秋なのーにー、おめざーめですかー
うちだといつもより一ヶ月くらい早かったんじゃないだろうかね。
第一陣はオキザリスが2つ(写真左側2鉢)とアルブカコンコル(中列2鉢)、ラケナリア…とマッソニア?(写真右側)
Oxalis melanosticta (syn. purpurea 'Ken Aslet’)
おはようケンアス。(たぶんそんな呼ばれ方はしない)
誰なんだケンちゃん。幼い頃から成体になってもふわふわモケモケしているオキザリス。こんな土かっちかちなのに毎度ちゃんと発芽してえらい。いい加減植え替えます。(と毎年思っている)
Oxalis pocockiae
超芳香性オキザリス・ポコキアエ。 時期になると葉よりつぼみが先に出てきて咲く系女子。
保護色になっちゃってますけど、土の間から10個以上つぼみが見えているのがわかりますかね。マクロレンズじゃないのであまり寄れなかったんですけど。
開花し始めるとベランダに芳香が広がります。今年も大いに楽しみ。ポコキンについては前に書いているのでご参照くださいませー。
で、このアルブカよ。
Albuca concordiana
良い子の皆さんは球根はもっと埋めてくださいNE!
私は悪い見本なので浅植えもいいところだし、皮だってペリペリ向いちゃいます。どちらも非推奨なので、やりたい人は自己責任の上こそこそとやってくだ埼玉。
やだ今気づいちゃった…
我が大埼玉のタマは球根のタマなのね…?(違えわ
2 days after
ああっ☆
そこからもあそこからもこっちからも芽が出てきたぁぁぁああん。よく見れば球根そのものもそれぞれぱっつんに張ってきているような?
球根の鉢っていつも札落としちゃうんです。
休眠時なんて札がついてなければただの土ですよ…。
毎年毎年、名前が判明しているときに札を立てようと思っているのに、肥培が終わったら殺菌水撒いて放っちゃうのを今年こそやめたい。札を書くぞ。書くぞ札を。(倒置法)
休眠時の球根の管理
球根植物が時期終わりになったら、葉っぱが黄変するまで水や液肥を与え続けます。こうすると球根は水分や養分を溜め込み、分球したり、次に芽が出るときのための仕組みを作り始めたりします。命そのものが凝縮されるイメージ。
そんな球根植物氏に敬意を評して、休眠してるの活動中なの、ベランダにすべて掲げて崇めておきたい。しかしあいにくスペースは有限。いたしかたなく、その時期になったら衣替えのように入れ替えをしています。玄関に置いておくと忘れるのでベランダの片隅に。そしてたまに蹴っ飛ばします。
あとは秋もしくは春まで存在を忘れておくくらいで大丈夫。植え替えするのでなければ掘り上げる必要はありません。下手に水をやってしまうと、地中で腐って中身がなくなってしまったりするので。
丈夫だし毎年可愛いし、管理的にも楽だし、やらない理由がなくない?
ちなみに我が緑町ベランダでは、
- そろそろなのにギリギリまで放っておかれる
- 季節が来ちゃう
- 秋なら台風などが来て強制的にビチョ濡れになって起きちゃう
- 油断するとモヤシの量産体制が整っちゃう(特にオキザリス)
までがお作法となっております。
いろいろ調べていたらこちらのサイトが興味深かった。「なんで花はいい匂いがするの」「球根はなにからできてるの」「種は最初どうやってできたの」「なぜ水が必要なの」…子供さんに聞かれたときのための参考にどうぞ! 文章一つ一つは長くないのでさらっと読めます。
One more thing
『植物はすごい 七不思議編』(田中修著)という書籍の中に、チューリップについて触れている章があるんです。
- チューリップはなぜタネでなく球根で栽培するのか
- チューリップの花はなぜ朝開き夜閉じるのか
- チューリップのつぼみはいつできるのか
- チューリップはなぜ春に咲くのか
といったことが読みやすい文章でわかりやすく綴られています。
興味のある方は読んでみてくださいNE。
それではまタマー。(無理ある
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